北条氏常盤邸跡

(ほうじょうしときわていあと)

中世鎌倉を伝える北条氏の遺構

中世鎌倉時代の貴重な遺構です。北条政村を始めとする北条一族の有力者がかつてここに設けた別邸を中心として常磐地域に広大な施設を有し、大仏切通しなどの防衛拠点としていました。

エリア源氏山公園
住 所鎌倉市常盤
アクセス鎌倉駅下車、徒歩20分/鎌倉駅よりバス「一向堂」下車徒歩1分

北条氏常盤邸跡は、第7代執権北条政村(1205-1273)を始めとする北条一族有力者の別邸があった場所です。大仏切通しの防衛拠点としての機能を持っていたと言われています。

建物はありませんが、土地造成の切岸や昭和52年の発掘調査で発見された建物跡ややぐらなど大変価値の高い中世の遺構とされています。取り下げとはなりましたが、世界遺産申請においては構成地のひとつとなっていました。

鎌倉の裏駅(江ノ電改札側)から市役所方面に行き、トンネルを抜けてしばらく歩くと右手に大きな平場が見えてきます。道路と同じ高さの平場と、右手の小道から登った上段部分の平場にわかれています。よく紹介されるやぐらは上段部分の奥にあります。

この平場付近は「タチンダイ」と呼ばれています。館の台、館の建つ高台という意味だと言われています。

現在見学できる場所だけでもかなりの広さですが、『吾妻鏡』などに登場する常盤という名称が表す北条一族の施設は奥は現在の野村総合研究所跡の手前、藤沢方面には法華堂谷戸や仲ノ坂交差点を越えて八雲神社付近まで続く広大な範囲であったそうです。

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