本興寺

(ほんこうじ)

法難を乗り越えて再興された、日蓮辻説法の由緒地

日蓮上人辻説法に由緒があるお寺さんです。江戸時代、27世日経が不受不施を説いたことから寺院は取り壊されました。その後、由緒地の衰退を嘆いた妙本寺の日逞が妙本寺の末寺として再建しました。

エリア小町・大町
住 所鎌倉市大町2-5-32
宗 派日蓮宗
本 尊三宝祖師
創 建1336年、1670年(日逞/中興)
開 基天目

本堂。日蓮宗辻説法由緒の地です。

本堂。日蓮宗辻説法由緒の地です。

大町の上行寺由比若宮に挟まれたあたりにある日蓮宗のお寺さんです。日蓮上人辻説法の由緒の地といわれています。境内には30年程前に日蓮宗総本山の久遠寺から譲られたしだれ桜があり、百日紅と並んでいます。春には桜、夏には紅が楽しめます。

本興寺は、二度の開基を経ています。最初は1336年、六老僧と対立した日蓮の門弟天目によって創建されました。江戸時代に入ってすぐの慶長13年(1608年)、27世日経が不受不施(法華信者以外の布施を受けず、法華経信者以外に供養を施さない)を説き、酷刑に処せられ寺院も取り壊されました(慶長の法難)。不受不施派はキリシタンと並ぶ禁制の対象であったそうですから、とても厳しい状態だったことでしょう。

取り壊された本興寺は横浜市戸塚区の本興寺に移されました。その後、妙本寺の日逞が由緒地の衰退を嘆き、寺門の復興を徳川家に願い1670年に本興寺の中興を行いました。

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