蛭子神社

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蛭子神社

(ひるこじんじゃ)

源頼朝、日蓮ともゆかりのある小町の鎮守です。小町大路の中程、滑川沿いに建っています。

エリア大町・小町
住 所鎌倉市小町2-23-3
主祭神大国主命、山王大権現 
創 建1192年頃?
アクセス「鎌倉駅」より徒歩7分

蛭子神社境内と本殿。本殿は1923年(大正12年)の大震災で倒壊し、1933年(昭和8年)に再建されました。

蛭子神社境内と本殿。本殿は1923年(大正12年)の大震災で倒壊し、1933年(昭和8年)に再建されました。

小町大路にある小町の鎮守。「ひるこじんじゃ」と読みます。かつて本覚寺山門、夷堂橋のあたりに源頼朝が鎌倉幕府を開く際に鬼門の鎮守として建てた天台宗系の夷堂があり、これが蛭子神社の起源です。

佐渡配流から帰った日蓮が1274年(文永11年)頃にこの夷堂に滞在して布教の拠点としたといわれています。室町時代の1436年(永享8年)に日出が夷堂を日蓮宗に改宗して現在の本覚寺を創建します。

明治に入って神仏分離令により本覚寺と分離し、七面大明神、山王大権現(北条氏の守神)を合祀して蛭子神社となり現在の地に移りました。その後1981年(昭和56年)に本覚寺境内に夷堂が再建されています。

鎌倉駅から静かな小町大路を散策するなら、まず妙本寺へと向かい、鶴岡八幡宮へと向かっていくと見所がいくつもあります。妙本寺本覚寺日蓮上人辻説法跡、蛭子神社、妙隆寺、ちょっと山に入って東勝寺橋東勝寺跡北条高時腹切りやぐら土佐坊昌俊邸跡宝戒寺筋替橋、そして鶴岡八幡宮です。

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