宝善院

(ほうぜんいん)

“越の大徳” 泰澄大師の十一面観音伝説がいきるお寺さん

腰越にある真言宗のお寺さんです。腰越の海近くの山裾にあり、とても静かで清々しい空気があります。白山信仰の神の山、白山を開き“越の大徳”といわれた泰澄大師が開いた寺院としても存在感があります。

エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市腰越5-13-17
宗 派真言宗
本 尊薬師如来
創 建723年
開 山泰澄大師

門前の細長い参道に風情があります。

門前の細長い参道に風情があります。

宝善院は腰越の海から10~15分ほど入ったところ、海の側の小高い山裾にある真言宗のお寺さんです。海から少し入った山の近くというのは、海と山、双方の静けさをあわせもっていてとても魅力があります。材木座の光明寺などもそうです。宝善院に行くには、江ノ電ですと、鎌倉高校もしくは腰越駅から徒歩10~15分くらい。モノレールの片瀬山駅・目白山下駅からも同じくらいです。

宝善院という名は院号、山号寺号は加持山霊山寺、泰澄山瑠璃光寺と2つずつあります。宝善院の十一面観音坐像は平安中期の作とされ、鎌倉最古の十一面観音像です。

加賀、越前、美濃にまたがる白山は白山信仰の対象としていまでも厚い信仰を集めています。この白山を開いたのが“越の大徳”といわれ、宝善院を開いた泰澄(682-767)です。717年、白山に登り瞑想していた泰澄の前に十一面観音の垂迹(化身)である九頭龍王が出現したといわれ、これが白山修験場の始まりとなっています。宝善院が泰澄大師と十一面観音により始まったこともまた、その物語を受け継いでいるといえるのです。

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