moln

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moln

(モルン)

存在感あるハンドメイド雑貨とヨーロッパアンティーク。

作家さんたちによるハンドメイドの雑貨とフランスやイギリスのアンティークを店主が自ら買い付けるmoln。せっかく鎌倉で買い物するなら、こんなお店でしたいものです。

エリア駅周辺・八幡宮
住 所鎌倉市御成町13-32-2F
TEL0467-38-6336
営業時間11:00~18:00
定休日月、火
公式HPhttp://cloud-moln.petit.cc/
アクセス「鎌倉駅」下車、徒歩4分

陽光差し込む清々しい風のような店内の雰囲気。

陽光差し込む清々しい風のような店内の雰囲気。

 JR鎌倉駅のホーム、上りの先に立つと高い建物がなくなり人も減って、延びた線路と空が爽やかな気分にさせてくれます。子供の頃からちょっと落ち着く、好きな場所でした。

  その場所からそのまま左手を見ると角から2軒目の2階にmolnがあります。横須賀線沿いにあり線路を渡って少し歩けば小町通りという便利な場所ながらとても静かな空気と爽やかな風が抜ける、気持ちのよいお店です。

  molnは雑貨とウェアのお店。2010年に由比ケ浜のクラウドビルにオープンし、2013年3月に現在の場所に移転しました。15坪あるゆったりとした店内には店主の佐々木さんが選び抜いたハンドメイドの作家さんたちの作品や、佐々木さん自身がフランスやイギリスで買い付けたmolnらしい商品が並びます。

  molnの特長はお店に人柄があり商品のひとつひとつに物語があること。可愛らしい雰囲気と逞しい個性が同居しているといった感じでしょうか。といってもお店の人柄も商品の物語も内側に秘められていて、強く迫るのではなく、こちらが何かを感じた時に応えてくれるような慎ましい感じに好感が持てます。

  店主の佐々木さんはミヒャエル・エンデやルイス・キャロルがお好きで、自身でも友人とともに小説を書かれたことがあり、その世界を形にしたのがmolnというお店です。その小説は『Belle & Natary』といい、二人の女の子が森に迷い込み色んな動物や不思議な出来事を通して、自分の居場所をみつけるという物語。molnは脚本のあるお店ということになるわけです。

  佐々木さんは、主役は常に訪れるお客様ひとりひとりですとコメントしてくれました。「来てくれたお客様が、ものに出会い、人に出会い、そこから始まる自分だけの物語を紡いでくれたら幸いです。もの自体が持つ物語に惹かれるので、イギリスやフランスに買い付けにいき、長い時間をかけていまここにあるアンティークやヴィンテージの品やハンドメイドの作品を扱っています」。

  鎌倉の高校に通っていたため出店するにあたっては、迷わず鎌倉を選んだとのこと。お客様にも商品にもとても丁寧なmolnさんは、鎌倉内外どちらの知人にも自信を持っておすすめできます。

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