瑞泉寺の梅

目 次

瑞泉寺の梅

鎌倉一、120本もの梅が咲き誇る

山深い二階堂の谷戸に建つ瑞泉寺。大きな境内には、四季を通じて梅、桜、紅葉を始めとする旬が楽しめるお寺さんです。

エリア北東
住 所鎌倉市二階堂710
アクセスJR鎌倉駅より徒歩35分、JR鎌倉駅より京急バス「大塔宮」下車徒歩15分

瑞泉寺、梵鐘付近の梅

瑞泉寺、梵鐘付近の梅

特に梅は鎌倉の寺社としては最大級の規模を誇ります。受付のある下手と参道を登った本堂のある場所と大きく2か所にわかれ、計約120〜130本もの規模です。

境内下手は白梅をメインに紅梅が数本あり、一か所に集中して植えられているため、その中を散策すれば梅に囲まれているような感覚が味わえます。

下手の梅を終えたら、美しい参道を上り、本堂へ。数多くの白梅の他、見事な枝垂梅、鎌倉市の指定天然記念物にして「黄梅」の名の由来となった木など見所がたくさんあります。

例年、上にある本堂付近は早めに咲き、下手はその後に咲きます。3月10日前後が満開となりますが、春の強風の時期でもありタイミングに気をつけたいところです。

瑞泉寺をメインに梅見物を計画する場合、以下のようなコースがおすすめです。
① 落ち着いた風情の二階堂、浄明寺あたり
 荏柄天神社、瑞泉寺、報国寺、浄妙寺を巡ります。鎌倉駅から歩いていくにしてもバスにしてもまずは荏柄天神社から。徒歩の場合は、宝戒寺も道なりに立ち寄ることができます。
 荏柄天神社、瑞泉寺を見たら次は報国寺に向かいます。一路金沢街道に戻ることになりますが、車の少ない鎌倉らしい道を選びましょう。最後は右折して大塔宮鳥居に出ますが、ここを右折せずに真っすぐ行き小川を左に見ながら歩きます。橋が見えたら左折し橋を渡ります。きれいな板塀のある道をいくと鎌倉市立第2小学校が見えてきます。これを過ぎると金沢街道に出ます。後は金沢街道を下っていけば報国寺、浄妙寺です。歩き疲れたら帰りは金沢街道沿いの報国寺方面に曲がる橋のあたりにバス停があります。

② 北鎌倉から瑞泉寺、ハイキングコースを通って
 北鎌倉の円覚寺、東慶寺、建長寺を巡り、天園ハイキングコースから瑞泉寺へと向かいます。ハイキングを兼ねたちょっと体力のいるコースですが、とても充実感があると思います。北鎌倉駅を降りたらまずは円覚寺、次に北鎌倉の梅の名所として名高いかつての駆け込み寺、東慶寺へ。続いて道沿いを鎌倉方面へと進み建長寺へ。建長寺の一番奥、半僧坊から天園ハイキングコースに入り古道の趣を楽しみながら鎌倉最高地点の大平山(159.2m)を越え、瑞泉寺口に出て瑞泉寺に向かいます。ハイキングコースは約1時間50分程の距離です。
静かな梅を求めて 扇ガ谷、二階堂あたり〜海蔵寺、英勝寺、荏柄天神社、瑞泉寺
こちらはルートガイドの記事があります。タイトルをクリックしてください。

瑞泉寺について

瑞泉寺の紅葉

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

長谷寺の梅

次の記事

報国寺の梅