映画衣装デザイナー 黒澤和子の仕事
目 次
映画衣装デザイナー 黒澤和子の仕事
黒澤明の長女として生まれた、著名な衣装デザイナー、黒澤和子さんの仕事を追う
エリア駅周辺・八幡宮
日 時平成29年(2017年)9月15日(金)〜12月17日(日)
会 場鎌倉市川喜多映画記念館
入館料企画展観覧料:一般300円(小・中学生150円)、映画鑑賞料金:一般1,000円(同500円)
開館時間9時〜17時(入館は30分前まで)
住 所鎌倉市雪ノ下2-2-12
公式HPhttp://www.kamakura-kawakita.org/
映画衣装の世界を知る貴重な機会
窟小路の鎌倉市川喜多映画記念館において、黒澤和子さんの特別展が催されます。巨匠・黒澤明監督の長女として生まれ、公私共に父を支え、同監督の『夢』から映画衣装に携わります。現在では北野武、是枝裕和など日本を代表する映画監督の衣装を手がけ、著名な衣装デザイナーとして活躍する黒澤和子さんの特別展です。期間は平成29年(2017年)9月15日(金)〜12月17日(日)まで。
手がけられた作品は黒澤明監督の『夢』、『八月のラプソディー』、北野武監督の『アウトレイジ』、『座頭市』、是枝裕和監督の『花よりもなほ』、『歩いても、歩いても』、三谷幸喜監督の『清州会議』など多数に及びます。
本展では、実際に使われた衣装を始め、デザイン画やポスター、作業道具など約100点が展示されます。関連映画上映では、黒澤和子さんが衣装を手掛けた作品を、現代、戦争前後、時代劇という分類で上映する他、黒澤さんが刺激を受けた映画なども上映されます。
ご本人も登場
12月16日(土)14:00〜、「映画衣装☆事始め」と題して黒澤和子さんご本人が登場します。現在も年に4〜5本の作品を手がけ多忙な黒澤さんが衣装デザインの奥深い世界を話してくれます。チケット発売日は11月18日(土)、一般1,000円、小中学生500円です。他にもトークイベントなどが開催されますので、公式HPでチェックしてみてください。
上映映画
上映映画はテーマ毎に次の通りとなっています。日時等は公式HPでチェックしてください。個人的にはテオ・アンゲロプロス監督の『エレニの帰郷』が鎌倉で見られるとは、心躍ります。
〈現代劇の呼吸:10月3日(火)〜8日(日)〉
『そして父になる』、『歩いても 歩いても』、『ディア・ドクター』
〈戦時から戦後へ:10月17日(火)〜22日(日)〉
『杉原千畝』、『ヴィヨンの妻』、『明日への遺言』
〈黒澤和子が刺激を受けた外国映画の衣装たち:11月1日(水)〜5日(日)〉
『麗しのサブリナ』、『フェリーニのアマルコルド』
〈黒澤明の映画と黒澤明に見せたかった映画:11月14日(火)〜19日(日)〉
『まあだだよ』、『エレニの帰郷』
〈時代劇百花繚乱:12月1日(金)〜3日(日)、12月12日(火)〜17日(日)〉
『蜩丿記』、『花よりもなほ』、『座頭市』、『清州会議』、『真田十勇士』