頼朝の足湯(伊豆長岡温泉)
目 次
頼朝の足湯(伊豆長岡温泉)
よりとものあしゆ(いずながおかおんせん)
源頼朝も通った伊豆長岡温泉
伊豆配流時代の源頼朝も通った伊豆長岡温泉(古奈温泉)にある足湯です。
エリアその他
住 所静岡県伊豆の国市古奈
狩野川沿い、気軽に立ち寄れる癒し処
「源頼朝配流の地」の石碑がある蛭ヶ小島から約4kmほど南西に、源頼朝の時代から湯治場として利用されてきた伊豆長岡温泉があります。北条氏の所領地にあり、鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』にも小名温泉や小那温泉の名で登場します。古奈地区と長岡地区があり、あわせて伊豆長岡温泉と呼ばれます。頼朝の時代から知られたのは古奈地区で、長岡地区は明治時代に開湯したそうです。
こういったことから、伊豆長岡温泉、特に古奈地区は伊豆配流時代の源頼朝が通い、英気を養った吉湯として知られています。古奈地区にはその名もずばりの「頼朝の湯」など、15件以上の温泉旅館があり、「頼朝の足湯」も狩野川沿いの古奈湯元公園にあります。数台の駐車場と緑の綺麗な公園、足湯、背後には狩野川が流れています。史跡巡礼の途中に立ち寄れば、気軽な癒しになります。場所は、グーグルマップで「古奈湯元公園」とか「頼朝の足湯」と検索すれば出てきます。
「頼朝の足湯」説明板より
足に掲げられていた説明板がわかりやすかったので、ここに引用します。
「伊豆の国市観光協会では、頼朝挙兵830年祭を開催しています。その中で、源頼朝が伊豆に配流されていた間に小奈の湯(現:古奈温泉)に入湯したと伝承されていることから、伊豆長岡温泉古奈地区の一角にある古奈湯元公園の足湯を『よりともの足湯』と命名するに至りました。
伊豆長岡温泉のお湯は筋肉疲労・皮膚病・関節痛はもちろん、美肌づくりにも効果バツグン! 胃腸炎などにも効く『飲める温泉』としても有名なまさに『つかれば極楽、飲んでも幸福』の万能温泉です。
頼朝は、20年の歳月を伊豆で送った後、平家討伐のために立ち上がりました。この最強のお湯の中で『明日の日本』を夢見てパワーを蓄えていたのかもしれません。」
伊豆の国市観光協会のホームページにある「伊豆長岡温泉 古奈地区」のページを見ると、良さそうな温泉宿がたくさんありました。最近の巡礼旅行はきままなテント泊や車中泊が多いので、たまには温泉宿も行ってみようと思いました。