化粧坂切通し

(けわいざか)

艶っぽく哀しい場所だと思いたい

化粧坂とも仮粧坂とも書きいわれには諸説があります。鎌倉七口の中でも特に趣深い切通しですから、いっておきたい場所です。

エリア源氏山公園
住 所鎌倉市扇ガ谷源氏山公園付近
アクセス「鎌倉駅」下車、徒歩20分

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鎌倉七切通し、鎌倉七口のひとつです。七つの切通しのうち散策して特に楽しいのは、朝比奈切通し、名越切通し、釈迦堂口切通し、化粧坂です。この4つの見所ある切通しの中でも異色なのが化粧坂です。ちなみに、亀ヶ谷坂は北鎌倉から扇ガ谷に抜ける道として便利なのでいまでも日常的によく使います(車は通れません)。

朝比奈切通し、名越切通し、釈迦堂口切通しは当時のまま残された自然や軍事的な工夫などが醍醐味です(釈迦堂切通しは現在通行止め)。特に朝比奈、名越の各切通しはとても素晴らしい場所です。

化粧坂も馬が通れないように滑りやすく凹凸が付けられた急な坂となっているところは軍事的要素があり、自然も豊です。しかし、化粧坂には女と死人の哀しみを感じます。吾妻鏡によると化粧坂山頂は小町屋及び売買所を構えても良いと書かれており、遊女がいたといわれています。また、多数の火葬跡が発見されていることから、都市鎌倉の境界に位置する葬送の場であったようです。

化粧坂という名前がすでにいいのです。葬送と遊女、「化粧をするのは死人と女」という藤原新也さんの言葉を思い出し、歴史ある風情とともにとても趣を感じる場所なのです。こういう逞しさが鎌倉散策の醍醐味だと感じます。

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