〈鎌倉十橋〉琵琶橋
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〈鎌倉十橋〉琵琶橋
(〈かまくらじっきょう〉びわばし)
かつてこの辺りに琵琶小路という道がありました
由比ケ浜へと向かう大路にあります。きっと昔は多くの人が通る橋だったことでしょう。
エリア由比ヶ浜・材木座
住 所鎌倉市由比ヶ浜2-1-18付近
アクセス「鎌倉駅」下車、徒歩5分
鎌倉駅を降りたら大通りに出て、由比ヶ浜方面へ。横須賀線の下をくぐり下馬4ツ角を過ぎると大通り沿い左側に琵琶橋があります。その昔、琵琶小路と呼ばれていた道に橋が架かっていたためこの名がついたそうです。
鎌倉駅を降りたら大通りに出て、由比ヶ浜方面へ。横須賀線の下をくぐり下馬4ツ角を過ぎると大通り沿い左側に琵琶橋があります。その昔、琵琶小路と呼ばれていた道に橋が架かっていたためこの名がついたそうです。
江戸時代の中期以降になって鎌倉は観光地として賑わうようになりました。それに伴って「七切通し」「五名水」などと名数によって名付けられることが増えました。その中のひとつが「鎌倉十橋」です。じっきょうと読みます。
現在の十橋はほとんどが何の変哲もないコンクリートの橋です。川が暗渠(あんきょ)となり形だけ残るものもあります。しかしながら、それぞれの橋には鎌倉の歴史や逸話が含まれています。それを少しでも知っておけば、鎌倉散策にあと少しの楽しみがプラスされることでしょう。
十橋の多くは鎌倉を代表する河川である滑川に架かっています。滑川は朝比奈峠を源流として十二所、浄明寺と下り、大御堂橋の上流で二階堂川と合流し、名越川、扇ガ谷川、などの小さな川を併せ、由比ヶ浜に注ぐ全長約5.5kmの河川です。
地域ごとに別名で呼ばれることもあったようです。上流の胡桃川、大御堂橋の近く文覚上人屋敷跡の辺りを座禅川、本覚寺の夷堂では夷堂川、さらに下って墨売川、閻魔川などでした。
鎌倉十橋(じっきょう)は以下のとおりです。