鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭り

幻想的なぼんぼりが美しい、夏と秋の祈り

エリア駅周辺・八幡宮
日 程毎年8月、立秋の前日から9日までの3日間(年により4日間)

鶴岡八幡宮のぼんぼり祭り。

鶴岡八幡宮のぼんぼり祭り。

毎年8月、立秋の前日から9日までの3日間(年により4日間)、鎌倉の鶴岡八幡宮において行われる「ぼんぼり祭り」は鎌倉の夏の風物詩となっています。各界の著名人を始めとする方々が揮毫した約400点のぼんぼりが並ぶ姿は実に幻想的な風景であり、琴の演奏なども行われます。残念な点は一点だけ、夜の闇に浮かび上がるぼんぼりの美しさを阻害する屋台の照明だけが興ざめです。

鎌倉に育った現在40代の筆者が物心ついた頃には行われていましたから、何時頃から始まったのかと気になっていましたが、鶴岡八幡宮HPによると、戦前の昭和13年(1938年)から始まり100年超の歴史があります。

今年も魅力的な揮毫のぼんぼりが並びました。その中から名前の通りが良い方の作品を何点か写真で御紹介します。下部ギャラリーをご覧下さい(写真は平成28年(2016年)のもの)。

鶴岡八幡宮のぼんぼり祭り。

鶴岡八幡宮のぼんぼり祭り。

「まつり」や「ぼんぼり祭り」について

著名人が云々とか、綺麗な夜景やブログ制作のための複写機撮影に気を取られてしまいがちであり、自戒を込めて再確認します。

「まつり」とは鶴岡八幡宮のHPによれば、「神社は神様にお鎮まりいただいているところであって、お祭りをするところです。身も心も清めた上で神様にお供え物を献上し、真心こめて御奉仕することを「まつり」といいます。
その語源については、「たてまつる」という語から差し上げる、献上することであるといわれております。
また神様の訪れを“マツ”という意味とその神様に“マツラフということ”すなわち感謝の気持ちをもって御奉仕するということになります。」とあります。

これを踏まえて「ぼんぼり祭り」は、夏越祭(なごしさい)、立秋祭、実朝祭の3つの行事から成り立っています。夏越祭は8月7日に夏の邪気を払い健康を祈るものであり、舞殿においては巫女が夏越の舞を奉納します。この夏越祭が昭和13年(1938年)に始まりました。

立秋祭は8月8日に行われ夏の無事と秋の実りと訪れを祈り、奉告するものです。昭和25年(1950年)に始まり、御神前に鈴虫が供えられます。

実朝祭は8月9日に行われ、その名のとおり源実朝(1192-1219)関連のお祭りです。実朝は建久3年(1192年)8月9日に源頼朝の四男として生まれています。文芸の才に優れた実朝公の遺徳を偲び、俳句や短歌の会が催されます。

フォトギャラリー

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