源実朝歌碑

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源実朝歌碑

(みなもとさねともかひ)

関東大震災において倒壊したニノ鳥居を利用した歌碑

歌人として名高い第3代将軍源実朝の歌碑は鎌倉にいくつかありますが、この石碑は関東大震災で倒壊したニノ鳥居の一部を利用した最大のものです。

エリア駅周辺・八幡宮
住 所鎌倉市雪ノ下2-1-1(鎌倉国宝館)
アクセス「鎌倉駅」下車、徒歩10分。鶴岡八幡宮境内にある鎌倉国宝館の前

源実朝歌碑。鶴岡八幡宮境内の鎌倉国宝館前に建ちます。

源実朝歌碑。鶴岡八幡宮境内の鎌倉国宝館前に建ちます。

神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−1

源頼朝と実朝親子が祀られている鶴岡八幡宮境内の白旗神社の近くに鎌倉国宝館があり、その傍らに歌人として名高い実朝の歌碑が建てられています。歌は「山はさけうみはあせなむ世なりとも 君にふた心わがらめやも」。

現在は特に施設はなく、金沢街道沿いに石碑のみが建っています。近くの浄明寺バス停近くには足利氏の菩提寺である浄妙寺もあり浄明寺地域は足利氏ゆかりの地といえます。小高い山に挟まれたとても静かなこの地域はゆっくり歩いていると心が静かになってきます。

歌碑に使われている柱のようなものは、関東大震災において倒壊した鶴岡八幡宮ニノ鳥居を利用したものです。当初、鎌倉ペンクラブにより計画され、社団法人鎌倉同人会の協力を得て昭和17年、鎌倉文化連盟により建立されました。

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