北鎌倉には紅葉の美しい有名な寺院が５つ密集しています。建長寺、円覚寺、明月院、浄智寺、東慶寺です。建長寺と浄智寺は野趣を感じ、無骨を残す鎌倉らしさが魅力。円覚寺、明月院、東慶寺はきれいに設えられた優雅な紅葉が魅力です。なんて書けばライターさんたちの格好のターゲットでしょうか？　しかし、これは本当です。

建長寺の紅葉は、最奥の半僧坊がメインです。受付を済ませ三門をぬけたら左側をゆくと、仏殿の左側あたりに紅葉がみえてきます。そしてここからが本番です。唐門の手前をひだりに入り、山へと向かい始めるとあとは半僧坊まで紅葉が続きます。

まずは、龍峰院、天源院、正統院。緩やかな上りをゆき、河村瑞賢史跡を過ぎると山里の雰囲気となります。この辺りに穴場の回春院がありますが、まずは半僧坊へと向かいます。すぐに大きな銀杏があらわれ、銀杏の側に半僧坊の鳥居がたっており、鳥居の右側に色づく紅葉が迎えてくれます。

鳥居をくぐると森に囲まれた平坦な道が少し続き、急な階段がみえてきます。階段は銀杏や紅葉に囲まれ、森、古刹、紅葉という鎌倉らしい景色に身を浸します。野趣あふれる中に紅葉の量感も申し分なく、来てよかったと感じていただけるはずです。登り切った半僧坊からは建長寺の伽藍越しに鎌倉の海を望むことができます。

ほとんどの観光客の方は半僧坊を終えると帰路についてしまいますが、筆者は特に晩秋の建長寺では必ず回春院に訪れます。回春院は、河村瑞賢史跡入口あたりを右に向かいます。建長寺の中でも最も山里の雰囲気を感じる長閑な別院です。谷戸に池や田んぼがあり、随所に自然の紅葉がみられます。池の水面に映る秋の山はなかなかの趣です。

建長寺の紅葉。鎌倉学園の前あたりの木が色づいていますが、建長寺紅葉は奥に行くほど美しくなります。

建長寺の紅葉。法堂と紅葉。

建長寺の紅葉。紅葉越しに三門がみえています。

建長寺の紅葉。唐門前を左に入り、別院と半僧坊へと向かいます。

建長寺の紅葉。龍峰院。

建長寺龍峰院の門前と紅葉。

建長寺天源院の紅葉。

建長寺天源院の紅葉。コムラサキの真っ赤な実がみられました。

建長寺役寮あたりにあった石塔と紅葉。

建長寺役寮あたりにあった石塔と紅葉。

建長寺役寮あたりにある紅葉越しに伽藍をのぞみます。

建長寺の紅葉。徐々に山深くなり、一層紅葉も魅力的になります。

建長寺正統院の紅葉。

建長寺天源院前の紅葉。

建長寺半僧坊の鳥居がみえてきました。

建長寺の紅葉。半僧坊鳥居のちかくには銀杏が色づきます。

建長寺半僧坊の鳥居は紅葉が飾ります。

建長寺の紅葉。半僧坊へと向かう急な階段前には銀杏。

建長寺半僧坊へと向かう急な階段は紅葉に囲まれています。

建長寺半僧坊へと向かう急な階段は紅葉に囲まれています。

建長寺半僧坊へと向かう急な階段は紅葉に囲まれています。

建長寺半僧坊へと向かう急な階段は紅葉に囲まれています。

建長寺半僧坊へと向かう急な階段は紅葉に囲まれています。

建長寺半僧坊の天狗様も周囲にも紅葉。

建長寺半僧坊の天狗様も周囲にも紅葉。

建長寺半僧坊からみる、晩秋の建長寺。

建長寺回春院と山の秋。

建長寺回春院の池に映る晩秋の鎌倉。

建長寺回春院の紅葉。