最後から二番目の恋 第9話 ロケ地 地図つき
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最後から二番目の恋 第9話 ロケ地 地図つき
『最後から二番目の恋』は中井貴一・小泉今日子主演による鎌倉を舞台にしたドラマ。冬から春にかけての鎌倉が主な舞台です。続編は春から初夏、あじさいが咲き始める頃まででした。第9話は2012年3月8日に放送されました。
『最後から二番目の恋』各回のロケ地
第1話、第2話、第3話、第4話、第5話、第6話、第7話、第8話、第10話、第11話、スペシャル
『続・最後から二番目の恋』各回のロケ地
第1話、第2話、第3話、第4話、第5話、第6話、第7話、第8話、第9話、第10話、第11話
地図は本文とあわせてかなり詳細にポイントされています。なるべく拡大してご確認ください。
神奈川県鎌倉市御成町9-31
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町御成町18−18−10 鎌倉市役所
神奈川県鎌倉市坂ノ下
極楽寺駅(神奈川)
〈1〉極楽寺駅
メディア登場回数の多い駅です。長倉家とされている場所は、実際は長谷駅が最寄りです。ドラマのイメージにあわせ、かつ混み合う長谷駅を避けたものと思います。ドラマ中、駅を降りて帰路を歩くシーンもよく出てきます。そばの道ですから、極楽寺駅にいけばすぐにわかります。
〈2〉長倉家
長倉家は住所でいうと、鎌倉市坂ノ下5-2あたり。御霊神社門前にあります。鎌倉の人は観光客には慣れていますが、ここは完全な一般家屋ですから、見学にあたってはご配慮ください。
〈3〉鎌倉市役所
中井貴一扮する長倉和平が勤める鎌倉市役所は幾度も登場します。遠景とアップがほとんどですが、遠景は間違いなく本物。中も本物と思います。ドラマのイメージとは真逆で、現在「わたり」廃止を議会が推進し役所側は徹底抵抗しています。しかし「わたり」ってほぼ犯罪ですよね? 詐欺や横領と同じように警察で捕まえてくれないものでしょうか。
〈4〉鎌倉 竹扇
中井貴一と大橋さん(佐津川愛美)が昼食をとるそば店。大橋さんが、中井貴一と小泉今日子の真似をして口喧嘩をしかけるシーンです。竹扇は鎌倉市役所交差点にあり、市役所職員が昼食を食べるのは普通に自然です。竹扇は「ちくせん」と読み、70年続く老舗です。味を追求したそば道という尖った店雰囲気ではなく、普通の蕎麦屋さんという落ち着いた雰囲気です。住所は神奈川県鎌倉市御成町9-31。
〈5〉venus cafe
飯島直子がアルバイトを始めたハワイ風の店は、venus cafeです。坂ノ下から稲村ヶ崎へと向かう国道134号沿い、鎌倉市営プールの隣にあります。住所は神奈川県鎌倉市坂ノ下34-1。しかし、飯島直子さんは若い。元のスタイルがよいこともありますが、顔も身体も小泉今日子さんよりも数段、若さを保っているように思えます。飯島直子さんは横浜出身の46歳、小泉今日子さんは同じ神奈川県は厚木市出身の48歳、実際飯島さんの方が年下ですが、年齢差以上にみえます。もちろん小泉さんもとても美しい方であることはいうまでもありません。
〈6〉由比ヶ浜
夜、海岸沿いのベンチのシーンは何度か出てくるのですが、2、3種類あるように思います。これは恐らく若宮大路が由比ヶ浜にぶつかったあたり、右手のちょっと広くなっているところだと思うのですが、ベンチなんてあったかな? 撮影用に置いた可能性はあります。
第9話「キスは口ほどにものを言う!」あらすじ(公式HPより)
『ナガクラ』で宴会をした吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)は、酔い潰れて仲良くソファーで眠っていた。
あくる朝、二階から降りてきた万理子(内田有紀)は、眠っている千明に近づき、至近距離で寝顔を見つめていた。そんな万理子を無意識に抱きよせ、キスをしてしまう千明。万理子はもちろん、偶然その光景を目撃してしまった真平(坂口憲二)も呆然となり…。
目を覚ました後、誰かとキスしたことだけは思い出した千明は、その相手が和平だと思い込んでしまう。千明からそれを聞いた和平は、自己嫌悪に陥り、ひたすら謝り続けた。和平は、千明のように酒のせいだと割り切ることができないらしい。
出社した千明は、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)やアシスタントプロデューサーの三井(久保田磨希)らと台本の打ち合わせをする。が、そこでもキスの話になり、ハルカと意見が食い違う千明。ハルカは、酔ってついキスをしたり、エッチしてしまったりというのはドラマとしても人としても最低だ、と言い放つ。
打ち合わせの後、セカンドAPの飯田ゆかり(広山詞葉)は、自分の下のついていたもうひとりのAPが音信不通になったと千明に報告する。そこで千明は、万理子にその代役を任せようと思いつく。
同じころ、和平は、大橋知美(佐津川愛美)と昼食をとっていた。知美は、前夜の宴会のときの千明のマネをして、和平にトークバトルを仕掛ける。しかし、千明とのキスを引きずったまま和平は、知美の相手をすることもできず、彼女を怒らせてしまう。
そんな中、和平は、仕事のついでに典子(飯島直子)がアルバイトしているレストランを訪れる。するとそこに、典子の息子・翔(田中碧海)が友人たちと一緒にやってきた。典子の姿に気づいた翔は、仲間たちに気づかれないよう振る舞っていた。が、典子は、運んできた料理を落としてテーブルの上にぶちまけてしまう。さらに、それを片付けようとして転んでしまう典子。翔の仲間たちは、そんな典子をバカにしてからかった。すると翔は、仲間たちを非難して店を出て行ってしまう。その一部始終を見ていた和平は、翔のためにも家に帰ってやれ、と典子に告げる。
万理子を呼び出した千明は、彼女に事情を話し、了承を得る。その際、自分から辞めたいと言わない限り仕事をしてもらう、と万理子に告げる千明。不安を抱きつつ仕事に取り掛かった万理子は、さっそく台本の矛盾を発見し、千明から褒められていた。
アルバイトを終えた典子は、夕食の買い物をして久しぶりに自宅に戻った。が、翔の部屋をあけると、翔はベッドの上で彼女らしき女の子と抱き合っていて…。
買い物帰りの真平は、さびしそうにベンチに座っている女性に気づき、迷いながらも声をかけた。それは知美だった。知美は、そんな真平に「いやらしい」「気持ち悪い」と言い放つ。自分がイケていると思っているからそんなことをするというのだ。怒った真平も、「子ども顔!」などとムキになって応酬し…。
帰宅した千明と玄関先で会った和平は、万理子の件で礼を言った。するとそこに典子が不機嫌な顔でやってくる。家に帰るんじゃなかった、と言い残して千明の家に入ってしまう典子。千明は、とりあえず和平も自宅に招き入れた。
典子は、千明と和平に事情を話すと、ふてくされて二階にあがってしまう。千明は、自分に任せてほしい、と和平に告げ、典子の後を追った。
典子は、自分のような女のことを軽蔑しているのではないか、と千明に問いかけた。それに対して千明は、理解できないし立場も違うが、典子のことは好きだと返す。私たちは同じクラスだったら絶対に友だちになっていた――千明の言葉に、典子は号泣し…。
千明が階下に降りると、万理子も来ていた。万理子は、秘密を抱えたまま世話になるのは心苦しい、と前置きして、千明とキスをしたのは自分だと告げる。続けて万理子は、千明に恋していることも告白し、嫌だったら仕事の話もなしにしてほしい、と言い出す。突然のことにショックを受け固まってしまう和平。千明は、万理子に笑顔を見せ、男に告白されるより嬉しい、と返した。万理子は、子どものように泣き出し…。
万理子が帰った後、千明と和平は一緒に飲み始める。酔った和平は、典子や万理子に対する千明の態度を褒めた。千明も、和平の昭和っぽさやぶれない態度は恰好いいからそのまま貫け、と返す。そんな話をしているうちに、ふと見つめ合ってしまったふたりは、そのまま唇を重ねて…。