最後から二番目の恋 第8話 ロケ地 地図つき

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最後から二番目の恋 第8話 ロケ地 地図つき

『最後から二番目の恋』は中井貴一・小泉今日子主演による鎌倉を舞台にしたドラマ。冬から春にかけての鎌倉が主な舞台です。続編は春から初夏、あじさいが咲き始める頃まででした。第8話は2012年3月1日に放送され、妙本寺や江ノ島などが登場します。

『最後から二番目の恋』各回のロケ地
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『続・最後から二番目の恋』各回のロケ地
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地図は本文とあわせてかなり詳細にポイントされています。なるべく拡大してご確認ください。




〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

松原庵は青山と鎌倉由比ヶ浜にあるそば店です。店舗展開地からしていかにもオシャレですね、という感じ。実際の鎌倉店もそのイメージ通りに由比ヶ浜海岸近くの古民家を再生して営業しています。美味しい蕎麦だけでなく、酒とつまみが充実していて懐かしい昭和の民家でくつろげます。店の敷地内にはオープンデッキがあり、その部分がカフェになっています。坂口憲二と小泉今日子が寒いさなかに外でお茶していたのはそこです。

〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

〈1〉松原庵 鎌倉(カフェ)

鎌倉 松原庵

鎌倉 松原庵

〈2〉江ノ島の衣料と雑貨の店、Kashin

元は大和にあった衣料と雑貨のようです。中井貴一と大橋さん(娘)が服を選んでいるシーンで出てきます。住所は神奈川県藤沢市江の島1丁目6-81-6-8 GRACE SHONAN7 102。

〈2〉江ノ島の衣料と雑貨の店、Kashin

〈2〉江ノ島の衣料と雑貨の店、Kashin

〈2〉江ノ島の衣料と雑貨の店、Kashin

〈2〉江ノ島の衣料と雑貨の店、Kashin

〈3〉江ノ島ヨットハーバー脇の道

中井貴一と大橋さん(娘)が歩いているのは日本初の本格的ヨットハーバーだという江ノ島のヨットハーバーです。東京オリンピックのヨット競技メイン会場として整備されたという記念碑的な場所です。そしてまた、「たかが」ヨット競技のために1500年の霊場を埋め立てるというとてつもない罰当たりを行った場所でもあります。この点に関してはこちら「江ノ島の悲劇」を御覧ください。NHKか何かで同じような内容が放送されていましたが、当方の記事は放送よりもはるか前にアップしました。

〈3〉江ノ島ヨットハーバー脇の道

〈3〉江ノ島ヨットハーバー脇の道

〈3〉江ノ島ヨットハーバー脇の道

〈3〉江ノ島ヨットハーバー脇の道

〈4〉新江ノ島水族館前

坂口憲二と小泉今日子が散歩する新江ノ島水族館前から江ノ島をとらえたものです。このあたりは綺麗に整えられているので歩きやすいです。しかし、無粋なコンクリートで自然の海岸を埋め立てたということでもあります。

〈4〉新江ノ島水族館前

〈4〉新江ノ島水族館前

〈4〉新江ノ島水族館前

〈4〉新江ノ島水族館前

〈4〉新江ノ島水族館前

〈4〉新江ノ島水族館前

〈5〉稲村ヶ崎海浜公園

中井貴一と大橋さん(娘)が江ノ島帰りに犬と戯れているのは、稲村ヶ崎海浜公園です。この公園は続編でも登場しましたが、この辺りはこのドラマによく出てきます。

〈5〉稲村ヶ崎海浜公園

〈5〉稲村ヶ崎海浜公園

〈5〉稲村ヶ崎海浜公園

〈5〉稲村ヶ崎海浜公園

稲村ケ崎海浜公園。『続・最後から二番目の恋』第7話や前作『最後から二番目の恋』でも登場しました。

稲村ケ崎海浜公園。『続・最後から二番目の恋』第7話や前作『最後から二番目の恋』でも登場しました。

〈6〉由比ケ浜海岸の西端、坂ノ下地区

禁煙パイポを買いに行った小泉今日子が海岸にいる中井貴一と出会うシーン。本作に登場する鎌倉の海は、ほとんどが由比ケ浜の西端です。由比ケ浜の中央部や材木座は出てこなかったように思います。由比ケ浜の西端はちょうど長倉家と設定された坂ノ下ですから、設定はあっています。

〈6〉由比ケ浜海岸の西端、坂ノ下地区

〈6〉由比ケ浜海岸の西端、坂ノ下地区

〈6〉由比ケ浜海岸の西端、坂ノ下地区

〈6〉由比ケ浜海岸の西端、坂ノ下地区

〈7〉妙本寺

中井貴一と役人たちが妙本寺に世界遺産用の外国語立て看板をたてているシーン。源頼朝の挙兵以来の有力御家人であった比企能員の屋敷跡に建つ妙本寺は祇園山に抱かれた静かな古刹です。背後には妙本寺の二天門がみえています。

〈7〉妙本寺

〈7〉妙本寺

妙本寺の参道。鎌倉駅から日朝様(本覚寺)を抜けて夷堂橋を渡ると妙本寺門前の雰囲気が出てきます。祖師堂へと続くこの参道の雰囲気が心を落ち着けてくれます。

妙本寺の参道。鎌倉駅から日朝様(本覚寺)を抜けて夷堂橋を渡ると妙本寺門前の雰囲気が出てきます。祖師堂へと続くこの参道の雰囲気が心を落ち着けてくれます。

祇園山に抱かれた日蓮宗由緒寺院、妙本寺。

祇園山に抱かれた日蓮宗由緒寺院、妙本寺。

祖師堂の廊下から紅葉をのぞみます。

祖師堂の廊下から紅葉をのぞみます。

〈8〉venus cafe

飯島直子がアルバイトを始めたハワイ風の店は、venus cafeです。坂ノ下から稲村ヶ崎へと向かう国道134号沿い、鎌倉市営プールの隣にあります。住所は神奈川県鎌倉市坂ノ下34-1。しかし、飯島直子さんは若い。元のスタイルがよいこともありますが、顔も身体も小泉今日子さんよりも数段、若さを保っているように思えます。飯島直子さんは横浜出身の46歳、小泉今日子さんは同じ神奈川県は厚木市出身の48歳、実際飯島さんの方が年下ですが、年齢差以上にみえます。

〈8〉venus cafe

〈8〉venus cafe

国道134号沿い、坂ノ下から稲村ケ崎方面に少しいくとあります。鎌倉市営プールの隣です。

国道134号沿い、坂ノ下から稲村ケ崎方面に少しいくとあります。鎌倉市営プールの隣です。

〈9〉長倉家

長倉家は住所でいうと、鎌倉市坂ノ下5-2あたり。御霊神社門前にあります。鎌倉の人は観光客には慣れていますが、ここは完全な一般家屋ですから、見学にあたってはご配慮ください。

〈9〉長倉家

〈9〉長倉家

〈9〉長倉家

〈9〉長倉家

普段の御霊神社門前。

普段の御霊神社門前。

長倉家に設定された場所の普段の写真。ドラマと変わりません。

長倉家に設定された場所の普段の写真。ドラマと変わりません。

〈10〉大橋親子が帰る長倉家近くの道

大橋親子(母・美保純、娘・佐津川愛美)が長倉家での宴会の後、御霊神社を抜けて長谷駅方面へと帰ります。

〈10〉大橋親子が帰る長倉家近くの道

〈10〉大橋親子が帰る長倉家近くの道

〈10〉大橋親子が帰る長倉家近くの道

〈10〉大橋親子が帰る長倉家近くの道

〈11〉長谷寺からの遠景

鎌倉の海とトンビをとらえた差し込み画像。位置的におそらく長谷寺の展望台からのものと思います。

〈11〉長谷寺からの遠景

〈11〉長谷寺からの遠景

長谷寺から春の鎌倉の海を望みます。

長谷寺から春の鎌倉の海を望みます。

〈12〉台湾リス

野生の動物をみることが少ない都会の方は、思わず喜ばれていますが、実は鎌倉を代表する害獣の一つ台湾リスです。子供の頃から鎌倉のあちこちにいます。最初は江ノ島から逃げ出し、鎌倉中に広がったときいたことがあります。最近、相模川を越えたと害獣報告のニュースがありました。間違っても餌をあげないでください。

〈12〉台湾リス

〈12〉台湾リス

第8話「大人のキスは切なくて笑える」あらすじ(公式HPより)

吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)との交際をスタートさせる。デートに出かけた千明たちは、カフェでこっそりキスをしたり、お互いの初体験の話をしたりしながらデートを楽しんだ。

同じころ、和平も、部下の大橋知美(佐津川愛美)とデートしていた。が、行く先々で父娘だと勘違いされてしまう和平たち。知美は、とある洋服店で和平の服を選んだ。知美は、和平が試着している間に店員さんに頼み、和平のことを「彼氏さん」と呼ばせた。和平は、知美が気を遣ってそう仕向けたことをすぐに察し、父親に間違われたくらいで凹んだりしない、と苦笑する。
知美は、買った服に着替えた和平に、ツーショットの写メをとらせてほしい、と言い出す。シャッターの瞬間、隙をついて和平の頬にキスをした知美は、その写真をすぐさま母・秀子(美保純)に送った。知美の行動がいまいち理解できないでいる和平に、知美は、父が死んで秀子が女手ひとつで育ててくれたこと、一緒にいられる時間が少ないのでお互いに何でも話そうと約束したことを打ち明ける。

一方、万理子(内田有紀)は、千明とキスした夢を見てしまい、動揺する。いままではお互いに考えていることがわかった真平も、最近は万理子のことがわからないらしい。万理子は、そんな真平に、恋に関する気持ちはわからないのかもしれない、と告げ…。

知美や田所勉(松尾諭)とともに外国人観光客向けの案内用看板を設置していた和平は、散歩中の一条(織本順吉)と遭遇する。その際、一条は、和平と出会ったキャバクラの話を持ち出す。怒った知美は、さっそくその話を秀子にメールした。
和平は、知美たちとともに、ファミレスで打ち合わせがてら昼食をとることにする。するとそこにファミレスの制服を着た典子(飯島直子)の姿があった。さらに、店内には男子とデート中のえりな(白本彩奈)の姿が。和平は言葉を失った。

千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と回転ずし店で昼食をとる。そこで3人は、売れ残ってずっと回り続けている皿に自分たちの姿を重ね合わせ、切なくなっていた。

仕事を終えて帰宅した和平は、家の前でえりなが件の男子とキスしているところを目撃する。和平は、精一杯、理解ある父親を演じようと努めるが、さすがにショックは隠せない。

するとそこに、大橋母娘が食事をしにやってくる。『ナガクラ』の営業は終わっていたが、ふたりを迎え入れる真平。
同じころ、帰宅した千明は、典子と食事の準備を進めていた。典子は、今度はメル友募集サイトを始めたことを報告し、千明を呆れさせる。そんな話をしているうちに、料理する気力を失ったふたりは、長倉家へと押し掛けた。
大橋母娘が千明と和平の関係を疑ったり、典子が出会い系の話をしたり、和平がキャバクラの件で責められたりと話が錯綜するなか、千明は、とりあえず今日はみんなで飲もう、と提案する。
秀子たちは、飲み会が始まると、いつものように激しいトークバトルを繰り広げる千明と和平に圧倒される。千明と和平は、大橋母娘が帰った後もガンガン飲み続け、そのまま仲良くソファーで眠ってしまう。
あくる朝、二階から降りてきた万理子は、眠っている千明に近づき、至近距離で寝顔を見つめていた。千明は、そんな万理子を無意識に抱きよせてキスしてしまい…。