特別展 生誕150年「漱石からの手紙 漱石への手紙」
目 次
特別展 生誕150年「漱石からの手紙 漱石への手紙」
夏目漱石は生涯に2,500通を超の手紙を書きました。生誕150年を迎える今、手紙から漱石を紐解く特別展が鎌倉文学館において開催されます
エリア長谷・腰越
会 期平成29年(2017年)4月22日(土)〜7月9日(日)
会 場鎌倉文学館(特別展示室1・2)
住 所鎌倉市長谷1-5-3
開館時間9時〜17時(最終入館は30分前まで)
入館料一般400円、小・中学生200円
休館日4月24日(月)、5月8日(月)、6月19日(月)、7月3日(月)
公式HPhttp://kamakurabungaku.com/exhibition/next.html
平成29年(2017年)4月22日(土)〜7
月9日まで、鎌倉市長谷の鎌倉文学館において、「特別展 生誕150年 漱石からの手紙 漱石への手紙」が開催されます。
漱石は鎌倉とゆかりのある鎌倉文士の一人です。『こころ』は、鎌倉を舞台にした小説であり、明治27年12月23日〜翌年1月7日まで、療養のため円覚寺に参禅し、その経験を「門」、「夢十夜」の中に記しています。
手紙好きであった漱石は全集に収録されているだけでも生涯に2,500通以上の手紙を残しており、本特別展では、ここから漱石の内面に迫ろうというものです。常設展「鎌倉ゆかりの文学」はもとより、ミニ特集「生誕110年 中原中也」、「鎌倉文学館バラまつり」も見どころです。
一緒に見ておきたい「バラまつり」
本特別展開催中の5月10日(水)〜6月4日(日)まで、鎌倉文学館において「バラまつり」が開催されます。今日、鎌倉文学館となっている邸園は、加賀百万石で名高い旧前田侯爵家の別邸です。大きな敷地に立派な洋館が建ちます。長谷の静かな谷戸、由比ヶ浜を見下ろす小高い場所にあります。
スダジイの巨木がそびえる庭には、約200種250株もの薔薇が咲き誇るバラ園があります。春の鎌倉長谷、邸園文化と楽しむバラはとても充実した一時をもたらしてくれます。
本特別展とあわせて楽しむ鎌倉
会期にあたる4月下旬から7月上旬は暖かい季節ですから、鎌倉見物にはもってこいです。上述の「バラまつり」はもちろんのこと、山吹、藤、躑躅、牡丹、杜若、花菖蒲、紫陽花といった花木を楽しむのもよし、かまくら祭りにあわせて行くのもよしです。ちなみに、文学館は躑躅も見事です。きっと鎌倉一ではないかな、と思うほど大きな大紫躑躅もあります。