本成寺
目 次
本成寺
(ほんじょうじ)
日蓮宗の聖地・龍口を支えた腰越六寺のひとつ
腰越の住宅地にひっそりと建つ、日蓮宗のお寺さんです。腰越六寺として日蓮宗の聖地・龍口を支えた歴史があります。
エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市腰越2-19-9
宗 派日蓮宗
本 尊三宝祖師
創 建1309年
開 基日賢
日蓮上人が仏法の力によって処刑を免れたといわれる聖地・龍口刑場を護持するために建てられた腰越六寺のひとつです。龍口刑場の地は江戸時代に入り1601年、島村采女が土地を寄進し本格的な寺院、龍口寺となりました。
龍口寺には選任住職は置かれず、腰越六寺が輪番で維持しました。後に藤沢市片瀬のふたつの寺院を追加し龍口寺輪番八ヶ寺となり明治19年(1886年)、龍口寺に住職が置かれるまでこの制度が続きました。
この龍口寺輪番八ヶ寺のひとつが本成寺です。本堂前にある松は見事なもので、いかにも松らしい美しさです。