稲村ケ崎海浜公園のあじさい

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稲村ケ崎海浜公園のあじさい

(いなむらがさきかいひんこうえん)

海岸近くに咲く様は、もっともあじさいらしい景色

三浦半島や房総半島など温暖な地域に古くから自生していたあじさい。潮の香りがよくあいます。

エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市稲村ケ崎
TEL0467-22-7272
アクセス江ノ電「稲村ケ崎駅」下車、徒歩3分

稲村ケ崎海浜公園のあじさい。潮風とあじさいは良くあいます。

稲村ケ崎海浜公園のあじさい。潮風とあじさいは良くあいます。

新田義貞稲村越えの舞台として歴史に残る稲村ケ崎には海浜公園が整備されており、多くのあじさいが咲きます。あじさいは海岸に近い山の斜面などにある印象が強いので少し調べてみると、やはり元々が海岸に自生する日本原産の植物のようです。

アジサイ科アジサイ属であるあじさい。鎌倉で見られるあじさいの多くは日本原産のガクアジサイとそれを改良したアジサイ(ホンアジサイ)です。ガクアジサイは多数の種子のような両性花の回りを装飾花が縁取っています。姫アジサイなど花びらが丸くなっているのがアジサイ(ホンアジサイ)です。

日本原産のガクアジサイは気候が温暖な房総半島、三浦半島、伊豆諸島などの海岸に自生しハマアジサイとも呼ばれます。三浦半島の付根付近に位置し気候の温暖な鎌倉には古くから自生していたでしょうから、源頼義や義家、頼朝など平安・鎌倉時代の武将たちも我々と同じように見物したことと思います。

稲村ケ崎海浜公園を入ると、芝生の植えられた広場には大きなあじさいが点々と見えます。あじさいが多いのは展望台の方です。階段を登って展望台へと向かうと一角にたくさんのあじさいが植えられています。展望台へと登る階段や展望台と反対側の空き地にも咲いています。

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