浄泉寺

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浄泉寺

(じょうせんじ)

新田義貞の稲村ケ崎越えを見守った真言宗の古刹

空海が開いたと伝わる真言宗のお寺さん。国道134号線を挟んで小動神社の向かい側にあります。左剣不動明王という左に剣を持ち腕を交差させた不動明王が御本尊です。

エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市腰越2-10-7
宗 派真言宗
本 尊不動明王
開 山空海

境内左手にあるフヨウの花がキレイに咲いていました。

境内左手にあるフヨウの花がキレイに咲いていました。

腰越、小動神社の向かいに浄泉寺の朱の門が見えます。大正時代までこの浄泉寺が小動神社を管理していたそうです。新田義貞が鎌倉攻めの途中に小動神社に奉納した剣を浄泉寺が保存していたこともあり、また、佐々木盛綱が船上からこの寺を拝んだという逸話が残っています。

子どもの頃に学校で購入した『鎌倉子ども風土記』には、昭和30年(1955年)、国道134号線が造られた際に浄泉寺が現在の位置に移され、その工事では浄泉寺墓地と小動神社の境内から、開元通宝、治平通宝、政和通宝や宋・明の古銭が千数百枚も出土したとあります。

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