〈花木〉大木・老木
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〈花木〉大木・老木
鎌倉の雰囲気を作ってる大切な要素は自然。木、林、森、土、海があるからよいのです。鶴岡八幡宮背後の山の宅地開発を大佛次郎が現在の公益財団法人風致保存会を作って阻止したことは、本当に感謝にたえません。
かつて鎌倉の大木といえば鶴岡八幡宮の大銀杏でした。子供時分に大銀杏とともに記念写真を撮ったり、友人と抱きついてみたりと親しみ深い大木でしたが、いまは倒れてしまいました。その後鎌倉一の大銀杏の座は荏柄天神社の銀杏になりました。鎌倉には銀杏の他にも、すだ椎(スダジイ)、槙(マキ)、伊吹(イブキ、別名は柏槙=ビャクシン)、椨(タブノキ)、楠(クスノキ)などの大きな木が見られます。大きな木、というのは何か本能的に人をひきつける力があります。

建長寺、開山の蘭渓道隆手植えのビャクシン。樹齢750年にもなる大木です。
写真は下のギャラリーにあります。
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地図の指定は境内でもその木がある場所になっています。拡大してご利用ください。
鶴岡八幡宮の槙(マキ)
荏柄天神社の銀杏(イチョウ)
瑞泉寺の冬桜(フユザクラ)
安養院の槙(マキ)
光則寺の梅(ウメ)
英勝寺の唐楓(トウカエデ)
浄光明寺の槙(マキ)
浄智寺の高野槇(コウヤマキ)