萩(ハギ)
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萩
(ハギ)
秋の七草の一つ
紅紫や白の小さな小さな花を咲かせる萩(ハギ)。秋の七草の一つで、古から日本人に親しまれてきました。鹿鳴草、鹿の花妻、風聞草、月見草などの別称があります。鎌倉では概ね9月中旬頃に見頃を迎え、萩寺といわれる宝戒寺や海蔵寺が有名です。芭蕉の詠んだ「一つ家に遊女も寝たり萩と月」そのもののような風情ある花です。
開花時期9月
関連記事鎌倉の萩めぐり(ルートガイド)
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1402 浄智寺
〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目18−8 海蔵寺
〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷2丁目12−12−1 浄光明寺
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町3丁目5 宝戒寺
鎌倉、主な萩の名所
※名称をクリックすると詳細ページが表示されます。
- 宝戒寺の萩
- 小町の宝戒寺は萩寺として知られています。宝戒寺の門前を通る小町大路と横大路からも参道を埋め尽くすように伸びた萩がわかります。拝観料を払って中に入ると本堂前はさらに高さのある萩が道を覆うように咲きます。宝戒寺は、北条義時に始まり代々の執権が住んだ屋敷跡でもあります。鎌倉幕府滅亡の後、北条高時を供養するようにとの後醍醐天皇の命を受けて足利尊氏が宝戒寺を創建しました。こんな歴史を感じながらみる萩はまた格別です。
- 浄光明寺の萩
- 浄光明寺の萩は境内随所に咲き、控え目な雰囲気が魅力的です。宝戒寺と同じく足利尊氏ゆかりの寺院でもあります。位置的に海蔵寺と宝戒寺に挟まれたあたりにあり、亀ヶ谷坂切通しを使えば一日でちょうどよく浄智寺、海蔵寺、浄光明寺、宝戒寺という鎌倉の萩の名所をまわることができます。詳しくは上記ルートガイドへのリンクをクリックしてください。
- 海蔵寺の萩
- 梅、桜、躑躅(ツツジ)、あじさい、花菖蒲(ハナショウブ)、凌霄花(ノウゼンカズラ)、紅葉など四季を通じて見所のある海蔵寺は、萩の名所でもあります。山門前の階段を覆い尽くすような豪快な萩です。