光則寺の桜
目 次
光則寺の桜
春の光則寺は桜と海棠
日蓮とその六老僧の一人、日朗ゆかりの光則寺は花の寺として知られ、春は桜と海棠が見所です。長谷寺と隣り合っており、山の上と中、長谷寺が晴々とした桜ならこちらは森々とした桜です。
エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市長谷3-9-7
アクセス江ノ電「長谷駅」下車、徒歩10分
神奈川県鎌倉市長谷3丁目9−7
多種の花木がみられる花の寺、光則寺。この季節は桜と海棠がメインです。山門前の参道に6~7本の大きな桜があり、山門にかかる枝垂桜も見事です。ちょうど山門を入るあたりに桜の香がたまります。
名高い光則寺の海棠はおおむね桜よりも若干遅く咲きます。ただし、年により桜の前や同時ということもあり、こればかりは読めません。
日蓮が『立正安国論』を提出し、六老僧の一人である日朗にゆかりの深い光則寺は、とても静かな場所にあり、花も格別な雰囲気です。本堂右上の山の中に日朗の土牢が残されており、そこからの景観も見所です。
階段を上るとやや遠目、大黒堂前の桜が目に飛び込んできますが、右手に辛夷(コブシ)、左手に三椏(ミツマタ)がありますのでお見逃しなく。大黒堂前の桜は長谷寺桜見物のハイライトとでもいいたい逞しい木です。