成就院

(じょうじゅいん)

弘法大師が開いた霊場にして、あじさいの名所。

弘法大師空海が開いた霊験灼たかな霊場、成就院。262株のあじさいが咲く参道は鎌倉の風物詩として『男はつらいよ あじさいの恋』のロケ地ともなりました。

エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市極楽寺1-1-5
宗 派真言宗
本 尊不動明王
創 建1219年
開 基北条泰時
文化財鎌倉三十三観音第21番
アクセス江ノ電「極楽寺駅」下車、徒歩5分
公式HPhttp://www5e.biglobe.ne.jp/~jojuin/

成就院本堂。

成就院本堂

江ノ電「極楽寺駅」から徒歩5分、極楽寺坂に成就院はあります。真言宗京都大覚寺派の寺院であり、本尊は縁結び不動明王です。

極楽寺坂に沿うようにして坂ノ下から登る階段の両側には、般若心経の文字数と同じ262株のあじさいが咲き誇るあじさいのお寺としても有名です。参道を登りきると、由比ケ浜の海岸を望むことができます。

成就院は平安末期、かの弘法大師空海がこの地を訪れ護摩供・虚空蔵求聞持法を修めたことに始まります。その霊跡に第3代執権北条泰時が1219年(承久元年)に創建し、普明山法立寺成就院となりました。

虚空蔵菩薩とは、宇宙の無限の智慧と慈悲を持つ菩薩。修法「虚空蔵求聞持法」は作法に則り真言を百日間かけて百万回唱えるものであり、これによりあらゆる教典を理解することができ、忘れる事がないといいます。

1333年(元弘3年)、新田義貞による鎌倉攻めにおいて極楽寺坂は激しい戦場となり成就院も焼失します。その後江戸時代元禄期(1688~1703年)、僧祐尊により再興され現在に至ります。

御本尊の不動明王は縁結び、所願成就に御利益があるとして信仰されており、良縁に恵まれるパワースポットとして若い人々にも人気があります。あじさいの参道が始まるあたりの坂ノ下にある虚空蔵堂も成就院が所有しています。

由比ケ浜、相模湾を見下ろす眺望は6月、あじさいの季節となると鮮やかに彩られ多くの見物客が訪れます。第29作『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』では、タイトルどおりこの参道にてメインシーンが撮影されました。寅次郎といしだあゆみ演じる“かがり”との待ち合わせのシーンは記憶に残る名場面です。

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成就院の桜
成就院のあじさい

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