長谷寺の梅
目 次
長谷寺の梅
(はせでらのうめ)
黄梅、蝋梅、紅梅、白梅、枝垂梅、種類も質も良し
「鎌倉の西方極楽浄土」と称する長谷寺は四季の花木が丁寧に設えられています。梅ももちろん抜群です。海に近く暖かな長谷の気候を反映して鎌倉でも早めの開花です。
エリア長谷・腰越
住 所鎌倉市長谷3-11-2
アクセス江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分
「鎌倉の西方極楽浄土」と称する長谷寺は四季の花木が丁寧に設えられています。梅ももちろん抜群です。海に近く暖かな長谷の気候を反映して鎌倉でも早めの開花です。
神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2
四季の花木が丁寧に設えられた長谷寺は梅についてもいうことなしの見所です。暖かい長谷の気候を反映して、瑞泉寺などの山深いお寺さんよりも早く咲きます。
参道をゆくと、山門前、左右に梅が迎えてくれます。入口を入るとすぐ池と共に深紅の紅梅と白梅のそろい踏み。長谷寺のこの紅梅、紅の深さは知る限り鎌倉一です。右に進むと池沿いに白梅と紅梅が並び、池の真ん中を抜けて階段へと向かうところには枝垂梅が咲きます。
階段を登っていくと途中になかなかみられない立派な黄梅。階段を登りきり、本堂の平場に出ると、すぐ脇の足元には蝋梅(素心蝋梅=ソシンロウバイ)、梵鐘前には白梅が。
本堂の前あたり、山門方向をみると河津桜が咲いています。本堂の手前にも、大黒堂前の白梅は枝振りが独特、さらに論像の前まで進むと、珍しい万作(マンサク)があります。日本原産の万作は2月中旬から3月上旬、ちょうど梅と同じ時期に咲きます。論蔵前の池にはこの頃、木瓜(ボケ)も開き始め、椿も咲きます。