龍口寺

(りゅうこうじ)

日蓮龍ノ口法難の霊場、霊跡本山

龍ノ口法難の霊場として名高い日蓮宗霊跡本山である寂光山、龍口寺。江ノ島のほど近くにある霊験あらたかな寺院です。

エリア藤沢
住 所藤沢市片瀬3-13-37
宗 派日蓮宗
本 尊日蓮聖人像
創 建1337年
開 山日法
アクセス江ノ電「江ノ島駅」下車、徒歩3分
公式HPhttp://ryukoji.jp/index.html

龍口寺本堂。1832年(天保3年)に建てられました。間口12間、奥行き15間あります。神奈川県を代表する木造大型建築物です。

龍口寺本堂。1832年(天保3年)に建てられました。間口12間、奥行き15間あります。神奈川県を代表する木造大型建築物です。

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 龍口寺は、日蓮(1222~1282)入滅後の1337年、弟子の日法によって一堂が建立されたことに始まります。その後、1601年に日蓮を篤く信奉した島村采女が土地を寄進し諸堂が整いました。

 鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』にもよく登場する刑場であった当地は名高い龍ノ口法難の舞台となりました。1271年(文永8年)9月13日午前2時頃、『立正安国論』の諫言により幕府に捕らえられた日蓮は、ここ、龍ノ口刑場の敷皮石(首の座)にすえられ、処刑をまつばかりとなります。

 すわ処刑という瞬間、江ノ島の方角より光るものが飛び来たり、死刑執行の役人たちは目がくらみ死刑執行ができなくなったと伝わります。この奇跡からこの地は日蓮宗の霊跡、霊場として篤く信奉されるようになります。

 現在の行政区分では藤沢市となっていますが、「鎌倉」を代表する見所のひとつとです。山を使った広い境内には、本堂、龍ノ口刑場跡、延寿の鐘、五重塔、日蓮が刑を待つ間に幽閉された御霊窟、七面堂、経八稲荷堂、御仏舎利塔など数多くの見所があります。

 本堂内は荘厳な装飾が施され、御本尊、持国天、毘沙門天、六老僧の像、刑の執行時にすえられた敷皮石などがあり、霊跡本山に相応しい風格を備えています。

 本堂背後の山には1910年(明治43年)に建立された神奈川県唯一の木造本式五重塔があります。剛健な様に風格を感じる立派な五重塔です。さらに上に登ると白亜に輝く御仏舎利塔があります。山門から本堂までいくつかの桜が植えられており、季節には桜とともに参拝できます。 

 毎年9月12日には「難除けの牡丹餅」が行われます。龍ノ口法難において連行される日蓮に桟敷の尼が鍋ぶたにのせた黒ごまの牡丹餅を供養した故事に因み、9月12日朝からお題目に合わせて餅をつき、手作りの黒ごま牡丹餅を日蓮聖人の宝前にお供えします。この牡丹餅は年中無難、災難を逃れる効力があるとされ、9月12日午後6時、13日午前零時の法要のあと、参詣者に振る舞われます。

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