銭洗弁財天宇賀福神社

目 次

銭洗弁財天宇賀福神社

(ぜにあらいべんざいてんうがふくじんじゃ)

不浄を洗い流す鎌倉の神水

源氏山にあるお社です。修学旅行やツアーに人気があり、いついっても賑わっているところです。源頼朝の縁起の良い夢を元に開かれたといわれています。鎌倉名水の銭洗水で不浄なお金を清めることができます。

エリア源氏山公園
住 所鎌倉市佐助2-25-16
主祭神市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、弁財天
創 建1185年(文治元年)
アクセス「鎌倉駅」下車、徒歩20分

〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2丁目25 銭洗弁財天宇賀福神社

源頼朝が巳の年、巳の月、巳の日に見た夢のお告げを起源としており、毎年最初の最初の巳の日には「初巳祭」が行われます。

銭洗弁財天へ行くコースはふたつあります。鎌倉駅の裏駅から市役所方面へと向かい右折していくコースと、裏駅から紀伊国屋前を右折して寿福寺英勝寺を抜けて化粧坂切通しをいくコースです。

おすすめは断然後者です。途中子供の頃からある風情もあって美味しいはちみつ屋さんも寄ってみてください。他に予定を入れていないのであれば、化粧坂へと左折する道を一旦真っすぐいって海蔵寺に参拝してからいくのもよい道筋です。

仮粧坂はなかなか急で滑りやすいので御年配の方は気をつけてください。ただ、現代的な人の手が入っていないのでとてもよいです。化粧坂を越えたら源氏山に到着です。ここからは体力次第で、葛原岡神社に寄ってもよし、源氏山で一服してもよしです。

銭洗弁財天は、口伝によると源頼朝がこの場所の宇賀福神を崇拝すれば安心立命を得て、国内大いに治まるという夢を見たことによるそうです。銭を洗う習慣は鎌倉幕府第5代執権北条時頼が、1257年(正嘉元年)、ここの霊水により銭を洗って一族の繁栄を祈願したことが始まりといわれています。鎌倉名水に数えられる名水、銭洗水で金銭を洗うことは心を清め不浄の金を洗うことにより幸運が授けられるという信仰です。

一年中、修学旅行や観光など老若男女で賑わうの銭洗弁財天ですが、源氏山一帯の広い空間が静けさを保ってくれます。銭洗弁財天に参拝するときに必ず一杯やる茶店「七幅茶屋」があって、参拝と同じくらいそちらが楽しみになっていますが、それは別稿にて。

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